2011年10月25日

精神保健指定医とオンコール

精神保健指定医とは・・・。



一般科にはなじみのない資格で、これがないと精神科医ギョーカイではごはんも食べていけない位の資格です。隔離・拘束の開始など精神保健指定医の資格がないとやってはいけません。年に2回資格取得のチャンスがあって、数日の講習(ほぼカンヅメ)を受けたあと、自院で症例を5つ(提出する症状の症例は決まっている)選択のち、レポートを書いて厚労省に提出する・・・。
1回失敗するとまた講習会に参加して、レポートを書いて・・という過酷な日々が待っています。




さて、今朝のこと。



我が病院は、朝の定例会議から始まります。本日の予定は医師3名が学会出席、夕方から製薬会社さんの勉強会があります。この勉強会で座長と発表医師がうちの病院から出る事になっていまして、発表医師が今夜の当直なので、その間非指定医の先生が当直をします。我が病院で非指定医が当直を行う場合、指定医のオンコール当番がつくことになっていて指定医の先生を割り振りするのです。たった2時間だけど、なにかあった時にオンコール当番医師が病院に行かないといけないので、ボスに会議の席でオンコール当番の事を聞きました。




「ボス(ちゃんと名前はあります)今日のこの時間帯のオンコール当番はどうしますか?」



「う〜〜ん、ぼく今日はお台場にいてオンコールできないけど」



さて、わたしが聞きたかった事はオンコールをつけた方がいいですよね・・ってこと。
なのに、ボス殿私がオンコールをやれと無茶振りをしているかのようにとってしまったようで、なんだか一生懸命考えている。私は「うん、つけておいて」ってお返事を期待したのに。そしたら今度他の先生達にオンコール無茶振りができるのに・・・。



「じゃあ、ぼくがお台場で携帯に電源を入れておけばいいか・・・」



おい!!どうやってお台場から戻ってくるのですか?先生。あまりにおかしくて「ナイスボケ!!」と突っ込みそうになったけど、半分変な顔をして「他の先生方はいかがでしょうか?ご一考いただけませんか?」と振ってみたら、副院長が「じゃあ。ぼくがやります」と言ってくれた。




ちなみに・・・この副院長、今夜の座長です。2時間の間に何かあったら座長吹っ飛ばして病院に戻るのかしら・・・。





おかしくておかしくて、誰かに話したいけどいつも話相手になってくれるもう一人の上司も本日学会の為不在。秋の学会シーズンとはいえ、重なりますなあ〜〜。



あ、もう一つ病院に嬉しい事がありました。




今年の冬に指定医のレポートをして、再提出をしていた医師の指定医合格が本日決まりました。この先生、合格しなかったら厚労省に殴り込みに行くとまで豪語していた先生で、困ったなあ〜〜と思っていたけど、どうやら厚労省殴り込みはお流れになったようです。私の正義感(?)から一緒に厚労省に殴り込みに行きます・・・と約束してしまった手前、どうなるかヒヤヒヤしていたけど一安心です。



ボスを駅まで送っていってローソンで限定品の「いちごのミルフィユ」を買ってきました。おやつの時間に厚労省に殴り込みに行かなくてよくなったお祝いを一人でひっそりします・・・・。




これで我が病院3戦3勝!!どおだあ~~指定医かかってこい!!

posted by トゥーラン at 14:55| 長野 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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